研究者に贈る名言 bot

究者に贈る名言 bot (twitter)、はじめました。「研究者に贈る名言」を7時頃と19時頃につぶやきます。モチベーション向上や話のタネ、思考のきっかけ等になれば幸いです。この2日分のつぶやきを紹介するとこんな感じ。


言葉が実在の研究者が由来の場合は研究者名を、小説や漫画などが由来の場合は著者名を記載(実際には9割以上が実在の研究者の言葉です)。末尾に出典の書籍のアマゾンへのリンクを貼付(何かに使用される場合は出典中での前後の文脈をご確認ください)。

名言サイトや名言 twitter はいくつもありますが、「研究者向け」の名言というのはあまりありません。また、あったとしても出典が明記されていなくて、本当にその言葉を言ったのかどうか確認できなかったり、前後の文脈を確認したくてもできないことが多いように思います。そこで研究者向けの名言を出典を付記した形で発信することは価値があると考えました。(ネットから拾ってきた言葉は1つもなく、すべて私が読んだ本からの引用です。また、物理・化学・生物など様々な分野の研究者の言葉を引用しています)

すべての言葉がすべての人の心に響くことはありえませんが、数個に1個くらいは「おっ」と思うような言葉があると思います。また、最初は何とも思わなかった言葉が、研究の進捗や自分の立場が変わったときに急に意味をもつようになることもあると思います。ちなみに、現在は42個の言葉をランダム順につぶやくので、約3週間で一巡します。言葉の数は今後も増やしていきます。お薦めの研究系名言がある方は、コメント欄やメールフォームから出典と合わせてご連絡いただけると嬉しいです。

究者に贈る名言 bot が、モチベーション向上や話のタネ、思考のきっかけ等になれば幸いです。

[関連1] 研究者に示唆を与えてくれる、ノーベル賞受賞者の言葉 (気ままに有機化学)
[関連2] 「実験が失敗したら大喜びしなさい」など江上語録を無料で読む方法 (気ままに有機化学)


気ままに有機化学 2015年01月27日 | Comment(0) | コーヒーブレイク

有機化学テイストな切り紙 (+α)

紙を折って、はさみを入れて、紙を広げると、きれいな模様や不思議な形ができあがる遊び――切り紙、久しぶりにやってみました。

使ったのは正方形の紙 (下図左)。まず対角線で半分に折ります (下図右)。

 

折った辺の中央から、右側を60度に折り上げて (下図左)、左側も60度に折り上げます (下図右)。

 

さらに縦に半分に折って、下図左の線のように切ります。切り終えたものが下図右。

 

ここで問題です。この切り紙を広げるとどんな形になるでしょうか? (答えは下に)






























答えは、ケクレンでした。(下図は角度を変えて撮影したものです)

 

読者の方の中にはもっとすごい分子を作れる方もいると思いますので、ぜひいろいろ考えてみてください。おもしろいのができたら教えてくださいね。

* * * * *

余談ですが、ケクレンが歌詞に登場する曲があるのをご存知ですか?「理系男子。」勉強になる!?キャラクターソング 第3弾 の 「君はベンゼン環」という曲。歌詞が素敵なので紹介しておきますね。歌は animate.TV で一部を視聴できます。想像以上にカッコイイ!この 3 月から DAM にてカラオケに追加されましたので、有機化学系メンバーでカラオケに行くときは歌うしかないですね!

「君はベンゼン環」

炭素が6個と 水素が6個で
記号はすっきり 六角形で示す
ちょっぴり毒あり 無色の液体
仲間はたくさん 安定してるね

アリニン トルエン キシレン ナフタレン
引火するかもしれない Oh yeah yeah yeah yeah yeah yeah

君はベンゼン環 魔性のヘキサ
君はベンゼン環 水には溶けないよね
君はベンゼン環 OHつけて フェノール
君はベンゼン環 CH3で トルエン so cool

炭素が6個と 水素が6個で
原子は平面上 距離が等しい
置換反応 ニトロ化 スルホン化
塩素でハロゲン化 クロロベンゼン

キシレン 2置換体 3種の異性体
オルトメタバラがある yeah yeah yeah yeah

君はベンゼン環 魅惑のヘキサ
君はベンゼン環 揮発しちゃうんだよね
君はベンゼン環 双子になれば ナフタレン
君はベンゼン環 12個 輪になって ケクレン so cute

君はベンゼン環 魔性のヘキサ
僕は君に くらくら夢中 yeah yeah
側鎖を酸化 COOH

君はベンゼン環 魔性のヘキサ
君はベンゼン環 魅惑のヘキサ
君はベンゼン環 美貌のヘキサ
僕は君に くっつきたいんだ
安息香酸になろう Marry Me

気ままに有機化学 2013年05月31日 | Comment(0) | コーヒーブレイク

科学の甲子園を見に行ってきました

選抜高等学校野球大会が行われる阪神甲子園球場からバスで 15 分ほどの場所にある兵庫県立総合体育館。ここで先週末、もうひとつの甲子園 「科学の甲子園」 が行われました。科学の甲子園は、日本全国の高校生が学校対抗で理科・数学・情報の知識・技能を競うものです (各都道府県予選を勝ち抜いた代表校 47 校による全国大会で、6〜8 人のチーム戦)。今年は第 2 回に当たります。


左:会場となった兵庫県立総合体育館。右:会場内の様子。

競技プログラムは以下の 2 日間ですが、競技が終わった後には交流プログラムが、競技の翌日にはエクスカーションが用意されているようです。今大会の出場校一覧昨年の問題と解説昨年の様子の動画 はリンク先の公式ホームページに掲載されています。

 3 月 23 日 (土) 開会式、筆記競技、実技競技@、実技競技A
 3 月 24 日 (日) 実技競技B、実技競技C、特別シンポジウム、表彰式

2 日間におよぶ競技の結果、岡崎高等学校 (愛知県) が優勝、灘高等学校 (兵庫県) が第 2 位、筑波大学附属駒場高等学校 (東京都) が第 3 位となりました。おめでとうございます!

さて、私は 3 月 24 日 (日) に科学の甲子園を一般観覧者として見に行ってきました。残念ながらブログのネタになるようなことはあまりなかったのですが、「メディアには書かれていない大会の様子」 や 「一般観覧者の私が感じた運営の改善の余地」 などを、見に行きたかった人や見に行こうと考えている人の参考のために書いてみます。

(1) ディスカッションやフィードバックを充実させて欲しい
 例えば、実技競技Bでは、「加速度センサがついたデバイスを使って文字を入力する方法を考えてください。また、そのためのプログラムを作成してください。」という課題でした。プログラムを作成した後には実際に課題文を自分で入力してその速さを競い、その入力文字数が上位の高校はリアルタイムで順位が表示され、会場は大いに盛り上がっていました。リアルタイム表示でエラーがあったりしたのですが、個人的に気になったのはその後です。明らかに入力速度が速い高校がいくつかあったのですが、どういった工夫があったのか、どういった更なる改善の余地があるのか、競技後にディスカッションやフィードバックがないのです。順位を競って終わりよりも、競技者同士でのディスカッションや専門家によるフィードバックがあった方が、出場者にも観覧者にも面白いと思います。

(2) 特別シンポジウムの内容を事前に告知して欲しい
 競技が終わった後に特別シンポジウムが予定されていたのですが、その内容がホームページにも書かれておらず、当日会場にも書かれておらず、運営スタッフの方 5 名に聞いてもわからなかったのです。一般観覧者の私は内容によっては帰宅しようと考えていたため、非常に残念でした。
 ちなみに今回の内容はパネルディスカッションで、ゲストとして京都大学 iPS 細胞研究所の中川誠人先生、京都大学人類進化論研究室の山極寿一先生、国立情報学研究所の新井紀子先生、埼玉大学教育学部の小倉康先生の 4 名が招かれていました。内容は、「なぜ科学者になったのか?」「一流の科学者であるための秘訣は?」「科学者を育てるには?」「出場高校生からの Q&A」「若者へのメッセージ」 など。「一流の科学者であるための秘訣は?」 に対しては 「常識に挑戦するような問いを立てること」「たくさんの人にとって魅力的な問いを立てること」「妥協のないハードワーク」 との答えをされていました。なお、特別シンポジウムの様子は NHK 教育テレビの 「TV シンポジウム」 で放送予定とのことです。

(3) その他
 観覧者は 100〜200 人くらいで、その多くは出場者の関係者だと思われました。観覧席から見えるディスプレイが用意されており、またイヤホンで実況中継が聞けるように配慮されていました。競技中や特別シンポジウム中の撮影は禁止されていました。
 周辺に食事を買う場所はなく、体育館の食堂も営業しておらず、その代わりに 30 食限定で 650 円の弁当 (一種) の販売をしていました (このあたりもホームページで事前アナウンスして欲しい)。もし来年以降も同じ場所で同じ運営体制の場合、一般観観覧者は昼食を持って行った方が無難かも。
 競技の後にはブース展示会があり、協賛企業や数学オリンピック財団、情報オリンピック日本委員会、物理オリンピック日本委員会、化学グランプリ・オリンピック日本委員会、国際生物学オリンピック日本委員会、国際地学オリンピック日本委員会、地理オリンピック日本委員会 (ん?科学の甲子園で地理?) のブースがありました。オリンピック系のブースでは案内チラシや過去問などが配られ、さらに化学ブースでは気前よく 完全攻略 化学オリンピック高校で教わりたかった化学きっと好きになる 化学のクイズ37 の 3 冊が無料で配布されていました。

以上、あまり面白いことは書けませんでしたが、科学の甲子園を見に行きたかった人や見に行こうと考えている人の参考になれば幸いです。

気ままに有機化学 2013年03月26日 | Comment(0) | コーヒーブレイク

ChemDraw を貼った文書の PDF 化トラブルと解決策

今回は私が遭遇した ChemDraw を貼った文書の PDF 化で絵が汚くなるトラブルと解決策についてご紹介します。おそらく ChemDraw、Word (PowerPoint)、Adobe PDF のバージョンの組み合わせによると思いますが、ChemPort 掲載の研究室のセミナー資料を見ていても同様のトラブルはちょくちょく起こっているようです。

さて、絵が汚くなるトラブルが起きたのは ChemDraw を Word (PowerPoint) に貼りつけて、その文書を Adobe PDF で PDF に変換したときです。例えば、過去記事の 製薬企業が見つけたホスホニウム系縮合剤の新反応 の最後の図の ChemDraw を Word に貼ってそれを 「ファイル」→「Adobe PDFとして保存」→「保存」 (細かい操作は Word のバージョンによります) で PDF に変換してみました。なんということでしょう、文字列が 「超オシャレ」 になってしまいました。よくよく見ると構造式の元素記号も微妙にズレちゃっています。


まぁこれはこれで芸術的と言えなくもないですが、やっぱり普通に PDF にしたいですよね。そこで PDF への変換方法を改めて、「ファイル」→「印刷」→「プリンター」を「Adobe PDF」に変更して「印刷」 (細かい操作は Word のバージョンによります) で PDF 化してみました。すると、なんということでしょう、自分の目が悪くなったのではないかと思うくらい文字がぼやけてしまいました。実はこう見えて印刷すると意外と綺麗にプリントされたりするのですが、PDF で相手に渡す場合などはやはり見栄えが悪いと言わざるをえません。


実験と同じであらゆる手段を講じるまで諦めてはいけません。通常はあまり使わない PDF 化の方法だと思いますが、「ファイル」→「名前を付けて保存」→「ファイルの種類」を「PDF」に変更して「保存」 (細かい操作は Word のバージョンによります) で PDF 化したところ、ようやく美しい PDF に変換することができました


冒頭で述べたようにおそらく ChemDraw、Word (PowerPoint)、Adobe PDF のバージョンによるとは思いますが、上記のように PDF 化の方法を変更することで解決できる場合もあります。この記事が、ChemDraw を貼った文書の PDF 化で困っている方の役に立てば幸いです。また、もし他の対処法などご存知でしたらコメント欄などからご連絡ください。

追記
コメント欄で らじかる さんに別法を教えていただきました。ChemDraw の「File」→「Preferences」 で「Use Antialiasing When Generating Windows Metafiles」 のチェックボックスを外す → ChemDraw から Word に貼り付ける と、絵の線が Word 上ではややギザギザになりますが、Acrobat で変換したときに絵がぼやける現象が解消されます。私が試したところ、確かに教えていただいたとおりになりました。この方法も有効です!

[関連] ChemDraw を使いこなすための参考資料 [日本語] (気ままに有機化学)

気ままに有機化学 2012年07月20日 | Comment(2) | TrackBack(0) | コーヒーブレイク

灘校の文化祭に行ってみた

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兵庫県神戸市にある有名進学校の灘校 (灘中学校、灘高等学校)。灘校の文化祭は毎年 5/2-3 に行われているようで、私は昨日 5/3 に行ってきました。カレンダー上も休日ということもあってか、老若男女たくさんの人で賑わっていました。

このブログ 「気ままに有機化学」 では化学研究部の様子を中心に紹介します。灘校の化学研究部は、全国高校化学グランプリ国際化学オリンピック での受賞者を毎年のように輩出している名門のひとつです。いったいどんな人たちがどんな活動をしているのでしょうか?

化学研究部の展示室へ向かうと、展示室の廊下には スライム 作りの体験コーナー。小中学生を中心に、好きな色を付けたスライムを作っていました。これだけでも大盛況で、子どもたちのハートをぐっと掴んでいました。

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化学研究部の展示室に入ると、黒板には 「化研へようこそ」 と大きな文字が。

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でも注目すべきは文字ではないのです。「化研へようこそ」 の周りの囲みをよくよく見ると、共役ポリエンになっています。この細かい演出がにくいですねぇ。私のハートはここでぐっと掴まれました。

「化研へようこそ」 の文字の下には 「化研クイズ」 なるものの存在が書かれています。これはやらずに帰れないので、もちろん挑戦しました。びっくりしたのは、灘校の化学研究部の学生は大学学部レベルをすでに学習しているようなのです。下の写真の右上 <化学が好きすぎて生きるのが辛いあなたに> という問題を見てもらえばわかると思います。でも私が苦戦したのはここではなく、下の写真には写っていませんが <化学が楽しくなってきたあなたに> という問題です。例えば、「安定同位体が最も多い元素は何?」「2011年12月にIUPACが提案した114番元素と116番元素の名前はそれぞれ何?」「単体が夏の暑い日(40℃)で液体の元素は?」「質量保存の法則を発見した人は何が原因で殺された?(ヒント:歴史的事件)」など、非常にマニアックな 化学に対する愛がビシビシ伝わってくる問題でした。

問題作成者の方に確認を取っていませんのですべての問題を載せることはしませんが、昨年の問題と解答が 灘校化学研究部公式ホームページ に掲載されていますので、ぜひ解いてみてください。(5/5 追記: 今年の問題と解答も公開されました)

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化学研究部の方に採点してもらい、私は 66 点でした。20 点以上で景品がもらえ、上の写真の灘校消しゴムをいただきました。私の採点のときに、大学レベルの問題の答えが書いてあるのを見た部員の方が嬉しそうにしていたのが印象的でした。化学がすっごく好きなんだろうなぁ。

ちなみにそれまでの最高得点は 59 点で、私の 66 点が最高得点を更新したそうです。化学研究部では 90 点以上を化学廃人、60 点以上を化学オタクとしていたみたいで、「化学オタク、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!」 みたいなことを言っていただけました。次の機会があれば、化学廃人めざして頑張ります。

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「化研クイズ」 以外にも、化学用語を説明したポスター、化学発光の実演、分子模型や蒸留装置の展示と解説、銀鏡反応や油脂からの石鹸合成の実物、など多数の展示がなされていました。が、このブログの読者には釈迦に説法なので省略。

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多数の展示物がある中で私の目をひいたのは、黒板にさりげなく書かれていた下の写真の落書き。灘校の化学研究部、いろんな意味でただ勉強ができるだけの人たちではなさそうです。

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展示室の最後で、下の写真の「化学の散歩道」 という部誌のようなものをいただきました。表紙が素敵。内容は部員の方が各々興味をもったトピックについて数ページにまとめたもので、伝導性高分子サンドイッチ化合物 など明らかに高校化学の範囲を超えたものもあり、参考文献には、『大学院講義有機化学』 など大学院レベルの教科書や 『Nature』『JACS』 など英語の学術文献が挙げられていました。恐るべし、灘校化学研究部。(5/5 追記: 部誌も 化学研究部ホームページ で公開されました)

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灘校化学研究部は、展示以外にも 「化学ショー」 として 8 つの化学マジックの実演会もやっていました。液体に漬けると文字が浮かび上がる 「Bloody Letters」、ハンカチに火を点けたのに燃えていない 「燃えないハンカチ」、次々に色が変わる液体 「レインボービーカー」、火を使わずにろうそくを点火する 「魔法の棒」、薬品を混ぜるとモコモコと泡が湧き出る 「モコモコ」 (下写真の黄色い物体)、手に火を点けても大丈夫 「燃えよ拳」 (下写真の黒板では漢字を間違えています)、二種類の液体を混ぜると光る 「光るフラスコ」、火を点けると激しい光 「閃光花火」、です。ここでは種明かしはしませんが、文化祭では実演のあとに解説がありました。

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化学研究部以外にも、ここでは伝えきれないくらい多数の展示やイベントがあったのですが、ひとつだけご紹介を。灘校に、あの 『ももクロ』 が!・・・いや、実はこれは灘校生 (男子校) による『もの好きクローバーZ』 なのです。私のうしろにいた男子が 「あのピンクいい脚してんなぁ」 とつぶやいていたのがちょっと気になります。灘校生、やはりいろんな意味でただ勉強ができるだけの人たちではなさそうです。笑

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今回は化学研究部を中心に紹介しましたが、数学・物理・生物・地学・地歴・マジック・クイズ・英語・鉄道・無線・新聞・写真・書道・囲碁・将棋・ディベート・パソコン (ハッキング実演なども)・ドラえもん同好会 (?)・カジノ (!)・クラシックコンサート (レベル高い)・占い (なぜかラグビー部)・スリラーハウス (なぜかサッカー部)・古本 (なぜか剣道部)・美少女コンテスト (注:男子校です)・灘校の数学の先生の体験授業、などなど魅力的な展示やイベントが盛りだくさんでした。

一般公開されていますし (私も灘校の出身ではありません)、飲食以外はほとんどが無料です。興味をもった方はぜひ来年のゴールデンウィークに足を運んでみてください。

気ままに有機化学 2012年05月04日 | Comment(7) | TrackBack(0) | コーヒーブレイク