有機化学美術館・分館さんの LSD生みの親・Hofmann氏死去 という記事、私も興味深く拝読させていただきましたが、『ホフマン』 さんは LSD 以外にも有機化学には大変なじみ深い名前かと思います。
ホフマン脱離、ホフマン転移、ウッドワード-ホフマン則などなど、色んなところに 『ホフマン』 さんが登場します(これらの発見者が同じ 『ホフマン』 か違う 『ホフマン』 かきちんと答えれますか?)。そして何より悩ましいのは英語で書きたいときに "Hoffmann" だったか "Hofmann" だったか、それとも "Hoffman" か、はたまた "Hofman" なのか、よくわからなくなることではないでしょうか?笑
さて、そんな 『ホフマン』 さんですが、どの 『ホフマン』 さんがどんな仕事をしたのかまとめた PDF がありました。Phil. S. Baran 研のセミナー より、Which Hof(f)man(n) is Which? (PDF) です。とてもマニアックな 『ホフマン』 さんまで勢ぞろい。こういった切り口のセミナーも面白いですね。
こうやって他の研究室のセミナー資料を見て勉強するのも楽しいかと思います。私がよく見に行ってたのは、海外なら Phil. S. Baran 研 の他に David W. C. Macmillan 研 や David A. Evans 研、国内なら 柴崎正勝 研 や 福山透 研 なんかです。他にもセミナー資料を公開しているホームページはたくさんあるので実験の合間に探してみると面白いかも。