果物は冷やして食べるのはなぜ?


梅雨も本番を迎え暑くなってきました。そろそろ冷やしたスイカがおいしい季節です。ところでリンゴでもナシでもメロンでも多くの果物は冷やして食べますよね?でもこれにはきちんと訳があるんです。

実は果物は冷やすと甘くなるのです!

果物に含まれる甘味はフルクトース(果糖)によるもので、フルクトースは α−フルクトースと β−フルクトースの平衡状態で存在しています。低温では平衡が偏って β 型が多くなります。フルクトースは β 型の方が甘味が強いので、冷やすと甘味が増すわけです(約 3 倍甘い)。つまり、果物は冷やして食べる方が甘くて美味しいというわけなのです。

昔の人がフルクトースの平衡を知っていたとは考えられませんが、経験的に果物は冷やしたほうがおいしいことを知っていたんでしょうね。

気ままに有機化学 2007年07月03日 | Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーブレイク
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