バイアグラが抗癌剤に!?

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ED 治療薬(勃起不全治療薬)の代表格であるバイアグラに抗癌作用が認められたというニュースです。将来、抗癌治療にバイアグラが使われる時代が来るかもしれません。そうすると癌治療中は勃起して仕方ないんですかね?笑

海外のニュース によると、以下の通り。(誤訳があればごめんなさい)
ED(勃起不全)と闘う多くの男性に愛用されている薬に驚くべき副作用があることがわかりました。それは、癌と闘う自然免疫を強化するというものです。

バイアグラ(化合物名:シルデナフィル)に代表される勃起不全治療薬は、一酸化窒素 NO を増大させ、血管を拡張させることで勃起を起こさせます。

自然免疫は抗体を産生して癌細胞をやっつけようとします。一方、癌細胞は自分自身を守るために化学物質の「霧」を作って、免疫を司るT細胞から見えなくしてしまいます。バイアグラ由来の硝酸は、「霧」を晴らして免疫細胞が癌細胞を攻撃するのを助けます。

Johns Hopkins Kimmel 癌研究センターの研究によると、マウスにおいてバイアグラ(化合物名:シルデナフィル)を投与した場合、癌の大きさが 50〜70 %縮小したそうです。研究者の Ivan Borrello によると、「現在行われている化学療法や免疫療法に加えてバイアグラが使われるようになるようになるかもしれない」と言う。

いやぁ、思いもよらない副作用が見つかるもんですね。元々バイアグラ自体、狭心症の薬を開発していたときに臨床試験で見られた副作用として「勃起」があって、それを薬として使用したのが始まりです。つまり、副作用である勃起が狭心症の薬としての作用よりも強かったため、結局勃起不全治療薬となったのです。

「思わぬ副作用から生まれたバイアグラにさらに思わぬ副作用があった」という作り話のような実際にあった話です。笑。

しかしバイアグラが実際に抗癌治療に使われるようになると、癌患者は勃起して仕方ないようになるんですかね?笑

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気ままに有機化学 2007年01月10日 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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