HOPE ミーティングの講演動画をオンラインで公開中

アジアの大学院博士課程の学生とノーベル賞受賞者が交流する HOPE ミーティング、幸いにも 2 年前の第 2 回に取材の機会をいただき、このブログで紹介させていただきました。

HOPEミーティングをご存知ですか?
HOPE ミーティング: 人と人の化学反応
HOPE ミーティング Jr. (ジュニア): 小さな科学者の大きな経験

そしてこの 3 月には第 4 回 HOPE ミーティングが開催され、このブログでも 博士課程の方、第 4 回 HOPE ミーティングはいかがですか?有機化学系あれこれ 2011/9/19 で勝手に紹介してきました。しかしながら、参加したいけど諸事情で参加できなかったという方、博士課程でないため応募すらできなかった方もいらっしゃるかと思います。そんな方にちょっといいニュース。HOPE ミーティングの講演の一部が USTREAM で公開されています。下に根岸英一先生と鈴木章先生の講演の動画を貼っておきました (一時間以上の動画ですべて英語)。他の講演の様子も 公式チャンネル にあります。

あと注意点ですが、講演は HOPE ミーティングのプログラムの一部にしかすぎません。HOPE ミーティング: 人と人の化学反応 の末尾に書きましたが、私が感じた HOPE ミーティングは 「他の研究室・他の分野・他の国の人と話したり、研究以外の雑談をする『場』のひとつの形」 であり、「プログラムにない移動中や食事中のお喋りにこそ本当の価値があったのかもしれない」 と思っています。興味をもたれた方、現在博士課程未満の方は、講演の動画ごときで満足せず、来年以降の HOPE ミーティングに注目してみてください。

4th HOPE Meeting: Prof. Negishi

4th HOPE Meeting: Prof. Suzuki

最後に、ノーベル賞受賞者との交流の場は小学生からポスドク研究者まで広く機会が用意されており、いずれも 1 年に 1 回程度開かれています。興味をもった方はぜひ参加してみてください。きっと肌でしか感じ取ることのできないものもあると思います。

・ 博士課程あるいはポスドク研究者を対象とした リンダウ・ノーベル賞受賞者会議
・ 博士課程の学生を対象とした HOPE ミーティング
・ 大学生や高校生を対象とした アジアサイエンスキャンプ
・ 高校生を対象とした HOPEダイアログ
・ 小中学生を対象とした HOPE ミーティング Jr.


気ままに有機化学 2012年03月29日 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイト・ツール・本
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