チョコレートの化学


気ままに有機化学から読者様へ、一足早いバレンタインデーのチョコレート・・・の画像です。チョコレートに含まれるテオブロミンの分子構造をチョコレートで作り上げた "La Molécule de Chocolat"。しかも作ったのは高級チョコレート専門店のピエールマルコリーニ。これで落ちない化学者はいませんね。笑。

明日はバレンタインデーなので、チョコレートを作るとき・貰ったときに知っておきたいチョコレートの化学に関する記事や動画をピックアップしてみました。

チョコレートと結晶 (Doubletのちょっとピンボケ)
 結晶学的観点から市販のチョコレートがいかに素晴らしいものであるかを解説。「手作りチョコとは、愛情を混和させるがゆえに、技術者の開発と品質管理の苦労をすべてドブに捨てたもの。愛とはなんて罪深いものなのでしょう。」 は含蓄深い名言。

チョコレート・ケミストリー (有機化学美術館)
 チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンとテオブロミンについて解説。「恋愛仕様・ケミカルバレンタインチョコ」 は笑えます。もし発売されたら買っちゃいます!笑

キッチンの化学 チョコレート
 チョコレートの結晶多形をコントロールするテンパリングや分子レベルで (?) チョコレートと相性の良い食材などを紹介し、最後には豪華なチョコレート菓子を作り上げる番組の動画。



注意:動画中に 「上手くいかなかったチョコレートはペットにやるしかない」 という過激な台詞がありますが、犬などはテオブロミンの代謝が遅いため実際にやるとチョコレート中毒になる可能性があります。それでは皆様、よいバレンタインデーを!


気ままに有機化学 2010年02月13日 | Comment(1) | TrackBack(0) | コーヒーブレイク
この記事へのコメント
すみません、こちらのチョコレートは実際に販売されたものですか? 教えて頂けたら幸いです。
Posted by 匿名 at 2016年01月29日 15:16
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