気ままに有機化学から読者様へ、一足早いバレンタインデーのチョコレート・・・の画像です。チョコレートに含まれるテオブロミンの分子構造をチョコレートで作り上げた "La Molécule de Chocolat"。しかも作ったのは高級チョコレート専門店のピエールマルコリーニ。これで落ちない化学者はいませんね。笑。
明日はバレンタインデーなので、チョコレートを作るとき・貰ったときに知っておきたいチョコレートの化学に関する記事や動画をピックアップしてみました。
◆ チョコレートと結晶 (Doubletのちょっとピンボケ)
結晶学的観点から市販のチョコレートがいかに素晴らしいものであるかを解説。「手作りチョコとは、愛情を混和させるがゆえに、技術者の開発と品質管理の苦労をすべてドブに捨てたもの。愛とはなんて罪深いものなのでしょう。」 は含蓄深い名言。
◆ チョコレート・ケミストリー (有機化学美術館)
チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンとテオブロミンについて解説。「恋愛仕様・ケミカルバレンタインチョコ」 は笑えます。もし発売されたら買っちゃいます!笑
◆ キッチンの化学 チョコレート
チョコレートの結晶多形をコントロールするテンパリングや分子レベルで (?) チョコレートと相性の良い食材などを紹介し、最後には豪華なチョコレート菓子を作り上げる番組の動画。
注意:動画中に 「上手くいかなかったチョコレートはペットにやるしかない」 という過激な台詞がありますが、犬などはテオブロミンの代謝が遅いため実際にやるとチョコレート中毒になる可能性があります。それでは皆様、よいバレンタインデーを!