最近気になった化学系サイト・ニュース・論文・動画・本

A Meta-Selective Copper-Catalyzed C–H Bond Arylation
Science 誌。最近 Nature や Science が結構出るようになったけどこれは新しい反応。

Compiled Works of E.J. Corey
E. J. Corey の業績ギャラリー。Corey ファンにはたまらないサイトか??

「京大工学生はゆとり世代から学力低下」〜さらば工学部
大嶌幸一郎教授の有機化学の試験の不合格者が4倍に。京大も学力低下が問題に。

On the day of your very first organic chemistry midterm…
(R)-2-butanol が面白い。ゆとり世代の京大生の解答にもあるかも。笑

儲かる元素 がっちりマンデー

最高視聴率を記録した第一弾の 「儲かり元素」 は動画はなかったけど内容は こちら

最近/近日発売の有機化学系の本
 ・ 研究室で役立つ有機実験のナビゲーター (再版?)
 ・ Superbases for Organic Synthesis
 ・ Emerging Topics in Organic Chemistry
 ・ Modern Arylation Methods
 ・ Molecular Switches
 ・ Activating Unreactive Substrates

気ままに有機化学 2009年03月24日 | Comment(0) | TrackBack(0) | サイト・ツール・本

佐藤健太郎氏が出演「ビーバップ!ハイヒール 薬の真実」の動画

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有機化学美術館の佐藤健太郎氏が3月19日23時17分放送のテレビ 「ビーバップ!ハイヒール 知られざる驚異の世界 人類を救う薬の真実」 に出演されていたことは、佐藤氏のブログに自身で書かれているのでご存知の方も多いかと思います。私もこれを見逃すわけにはいかないと思い、生放送で拝見させていただきました。

しかしながら、放送は深夜しかも関西のみでしたので、見逃した方、見れなかった方もいらっしゃるかと思います。今回、動画を見つけたのでご紹介まで。

※ 動画へのリンクを貼っていたのですが、諸事情によりリンクは削除させていただきました。動画サイト等で適当なキーワードで検索すれば見つかるかと思います。動画への直リンクで一部の方に余計な心配をおかけしたこと、お詫び申し上げます。

一般人にもわかりやすい話し方、とっつきやすい話題を心がけてらしたのだろうと思われます。私も製薬企業で創薬化学(合成)の仕事をしている身ですが、あんなに豊富な話のネタは用意できなかっただろうな、というのが正直なところです。製薬企業の研究者も意外と自分の研究領域以外の薬は知らなかったりするんですよね(私だけ??)。

佐藤氏のメディアへの登場もネット、講演会、書籍、雑誌、テレビ、と飛ぶ鳥を落とす勢いで拡がっていますね。あとは新聞くらいでしょうか?? 益々のご活躍をお祈り申し上げます。

[関連] 収録終了。放送終了 (有機化学美術館・分館)

気ままに有機化学 2009年03月21日 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

分子のおもちゃたち

ChemPort でセミナー資料を公開している有機化学系研究室を紹介していますが、その中からちょっと面白い資料を見つけたのでご紹介まで。

Molecular Toys (PDF, Crimmins 研セミナー資料より)

分子のおもちゃたちの総説セミナーです。立方体の炭化水素 「キュバン」 や正十二面体の炭化水素 「ドデカヘドラン」 の合成に始まり、以前 紹介した分子の小人 「ナノキッド」 や世界最小の車 「ナノカー」 の紹介、さらに 「分子エレベーター」 の研究にも言及しています。残念ながら 「分子モーター」 や 「分子スイッチ」 など他の分子マシンについては名前を挙げているだけで内容には触れられていません。

この分野に興味のある方は 現代化学 2008年 12月号 に佐藤健太郎氏が 「分子ブレーキ」 についてとても詳しく面白くまとめられていますし、最新分子マシン―ナノで働く“高度な機械”を目指して なんていう本も化学同人から出版されていますので、ナンデモアリの研究室の方はこんなテーマで総説セミナーをやってみても面白いかもしれませんね。

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[関連] 分子の多面体正12面体の分子たちナノ世界の小人たちナノカー発進!ナノカー2号発進! (有機化学美術館)

気ままに有機化学 2009年03月07日 | Comment(7) | TrackBack(0) | コーヒーブレイク

オルト・メタ・パラの有機化学ジョーク

これまでもいくつか化学系ジョークを紹介してきましたが(こちら)、今回は純粋に (?) 有機化学ネタです。今日は画像1枚でこれ。

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画像は こちら を書き直したものですが、いや、日本人の私にはこの発想はなかった。面白い。

◆ 野暮な解説 @
・ Orthodox = オーソドックス、正統な
・ Paradox = パラドックス
・ Metaphysicians = 形而上学者

◆ 野暮な解説 A
 Doc がオルト位に 2 つで Ortho-DOCs (= Orthodox)、パラ位に 2 つで Para-DOCs (= Paradox) はおそらく多くの方がニヤリとしたところかと思います。もし眉をしかめるところがあるとすれば最後ではないでしょうか?

◆ 野暮な解説 B
 最後の奴は DOC を 「医者」 と読みかえれるかが 「!」 と 「?」 の分かれ目です。"doctor" のことを略して "doc" ということがあり、例えば "I'll go to see a doc tomorrow." で 「明日医者に診てもらいに行く」 です。ここで医者のことは "physician" とも言うのでメタ位に 「医者」 が 2 つで Metaphysicians (= 形而上学者) ですね。よくできてる!笑

私も対抗して同じようなネタはないかと考えたのですが、なかなか良いのが思いつきません。
まぁ唯一思いついたネタがこれ。

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boric acid (ホウ酸) が脱水した metaboric acid (メタホウ酸)!
皆様、春の健康診断が近いと思いますのでご注意ください。笑

気ままに有機化学 2009年03月04日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 用語・英語