最近気になった化学系サイト・グッズ・言葉

balloon molecules
分子模型や折り紙など分子の形を表す方法は幾つかありますが、大道芸などで使われるバルーンを利用したものは初めて見ました。個人的にはフラーレンがお気に入り。作り方の丁寧な説明もあります。

光を当てれば回り出す「光プラスチックモーター」の驚異
生物はシス型がお好き!? でアゾベンゼンのシス・トランス異性化がどんな風に発展するか楽しみと書きましたが、まさかこんなマクロな変化まで起こせるとは…。

おもしろいネクタイ専門店 e-necktie.com
リンク先上から2/3あたりの元素周期表のネクタイなんていかがでしょうか?学会発表なんかでさり気なく付けていくとお洒落だと思うんだけど。笑。価格も1380円とお手頃。ちなみにあまり知られていないようですが、ACSでも コチラ で化学グッズを販売しています。

2008年ノーベル化学賞受賞者 下村脩の名言
「若い人は面白いテーマを見つけることがあると思う。それを一生懸命やって完成させることが大事。難しいからやめるというのはよくない。1つの研究を始めたらやり遂げることが大切。」
[関連] ノーベル化学賞受賞者の名言集 (気ままに有機化学)

気ままに有機化学 2008年11月30日 | Comment(2) | TrackBack(0) | サイト・ツール・本

化学者にぴったりのクリスマスカード

11月25日。クリスマスまであと一ヶ月ですね。
今日は 「恋人は分子模型」 なんていう 化学を愛する貴方にピッタリのクリスマスカードを2枚紹介します。研究室の友達や教授、会社の同僚や上司にネタで送ってみてはいかがでしょうか?


グルコース分子をリースに見立てた化学クリスマスカード。180円
添え書きされた英文は、「素敵な分子模型リースをあなたにプレゼント!これはブドウ糖(グルコース)です。ケーキの食べ過ぎに気をつけてね!」。


エタノール分子がサンタクロースのソリを引く化学クリスマスカード。こちらも 180円
添え書きされた英文は、「クリスマスに乾杯!この犬のような形をした分子はエチルアルコールです。飲み過ぎに気をつけて,たのしいクリスマスを過ごしてね!」。

ちなみにこの記事は、私から読者様への一足早いクリスマスカードということで!
メリークリスマス!

気ままに有機化学 2008年11月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒーブレイク

動画付きの有機化学系論文3報

論文は基本的に文字と画像で構成されますが、最近では Supporting Information に参考動画が添付されていることが多くなってきたように思います。今回は今年発表された有機化学系の論文のうち、そういった動画が You Tube にもアップされているものを3報ご紹介します。

(1) フォトクロミック化合物
青山学院大学の阿部二朗準教授らによる Organic Letter 誌に報告されたフォトクロミック化合物の動画です [論文1]。フォトクロミックというのは適当な波長の電磁波を照射すると物質の色が可逆的に変化する性質で、今回報告されたのは紫外線を照射すると素早く緑色に変化し数ミリ秒で無色に戻る化合物です。彼らは hexaarylbiimidazole 誘導体が紫外線を受けて可逆的にラジカルを生成することを利用してこのような化合物を考案したようです。


(2) カーボンナノチューブ製のスピーカー
Kaili Jiang と Shoushan Fan らによる Nano Letter 誌に報告されたカーボンナノチューブ製のスピーカーの動画です [論文2]。詳しくは論文を読んでいただきたいのですが、フレキシブルで伸縮可能で透明で薄いのが特徴のようです。下の動画を見ればただの旗に見えるのでビックリすること間違いなしだと思います。iPod の次世代機種は iPod NanoTube か!?


(3) 自己修復するゴム
以前 紹介した Ludwik Leibler らによる自己修復能を持ったゴム状の新規素材の動画 [論文3]。脂肪酸と数種のアミドからできた低分子が水素結合で繋がった超分子で、切断しても再び水素結合を介して断面が繋がるようです。ちなみに私はこの論文を見てやっと人体切断マジックのタネがわかりました!人体には元々脂肪酸も尿素もあるし、これで間違いないですね!笑


論文紹介をパワーポイントなどパソコンでやっている研究室の方は、こうした動画を発表スライドに組み込むと聴衆に 「おっ!」 と思わせれるかもしれませんね!

[論文1] "Photochromism of a Radical Diffusion-Inhibited Hexaarylbiimidazole Derivative with Intense Coloration and Fast Decoloration Performance" Jiro Abe et al. Org. Lett. 2008, 10, 3105.
[論文2] "Flexible, Stretchable, Transparent Carbon Nanotube Thin Film Loudspeakers" Kaili Jiang and Shoushan Fan et al. Nano Lett. Article ASAP
[論文3] "Self-healing and thermoreversible rubber from supramolecular assembly" Ludwik Leibler et al. Nature, 2008, 451, 977.

気ままに有機化学 2008年11月17日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 論文 (その他)

萌える元素周期

元素周期 萌えて覚える化学の基本

数年前に萌える英単語 もえたん が流行ったことは記憶に新しいかと思います。また、玉尾皓平先生らと化学同人と文部科学省が協力して作った 一家に1枚周期表 も話題になってましたね。

そんな流れを受けてか、この11月1日、元素を萌えイラストで擬人化した単行本 元素周期 萌えて覚える化学の基本 が発売されました!鉄、亜鉛、マグネシウムなど118個の元素を33人のイラストレーターが擬人化した美麗イラスト元素辞典。ちなみに元素は、化学的性質、利用法、命名者などをもとに擬人化したそうです。

近くの本屋で立ち読みして面白そうなら買おうと思っていたのですが、店頭に置いてませんでした。もし読まれた方がいらっしゃったらコメント欄で感想を教えて下さい。ちなみに昨日11月6日の時点で Amazon 第5位でした。こんなマニアックな本でも結構売れるんですね。

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気ままに有機化学 2008年11月07日 | Comment(2) | TrackBack(1) | サイト・ツール・本

更新再開します。

約1ヶ月間更新しなかったので、そろそろ閉鎖と思われている頃でしょうか。
その間もこのブログに足を運んでくださった皆さん、ありがとうございます。
更新を停止していた理由(というか言い訳)ですが、10月25日に結婚しました。
(結婚記念日が給料日なので毎月恐ろしいことになるかもしれません。笑)

突然ですが、これから結婚する方にオススメしないこと。
遠距離恋愛で結婚式、披露宴、二次会、新居探し、引っ越し、配偶者の退職を同時期に全部。
私はこのパターンで忙殺されました。
私たち新郎新婦は結婚式の前日も徹夜で準備したため、写真の顔色が心配です。
それでも努力家の妻と余興を快諾してくれた友人のおかげで、素敵な結婚式になりました。
(結婚準備には随分骨が折れたけど、活性化エネルギーが大きいほど逆反応も起こりにくい…はず。笑)

閑話休題。
何はともあれ、このブログは今後も続けます。
今月からは通常通り更新できると思いますので、今後ともよろしくお願いします。

P.S. 更新再開の手始めに ChemPort に Google 検索窓を追加し、デザインをシンプルにしました。これによりスタートページとしてご利用いただきやすくなったと思います。(検索結果ページにカスタム検索と表示されますが、カスタマイズはかけていませんので通常の Google 検索と同様にご利用いただけます)

気ままに有機化学 2008年11月04日 | Comment(3) | TrackBack(0) | ニュース